エンゼルス大谷翔平投手が既に3度のライブBP(実戦想定の投球練習)を行ったことが明らかになった。

前日に自身のインスタグラムに「Live BP from last week」(先週の実戦想定の投球練習)と書き込み、左打者のラステラと対戦する様子を投稿。動画では2球だったが、球団広報によれば、これまでのライブBPでは各55球程度の球数だったという。1イニング15球前後と想定すれば、3~4イニング。メジャー開幕の具体的な日程が決まるまで、当面は同等のレベルの強度で続けていく見込みだ。

18年10月に右肘の手術を受け、昨年は打者に専念した。今年2月のキャンプイン当初は5月中旬の投手復帰を予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期。MLBと選手会がシーズン開催に向けて現在も協議を続けている中、大谷は本拠地エンゼルスタジアムで二刀流復活への準備を進めている。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)