マリナーズ菊池雄星投手(29)が28日、中学時代に所属した盛岡東リトルシニア(岩手)の卒団式にビデオメッセージで“参加”し、記念Tシャツを寄贈した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会や練習試合の中止が相次ぎ、満足な活動が出来なかった選手らに約7分間、熱い言葉を連ねた。「僕は中学3年生の最後の大会まで背番号1をもらうことが出来なかったです。人生を野球に例えれば、中学生はまだまだ2回表裏。これから、どれだけでも逆転出来る。練習しないと一気に逆転もされる。長い人生の最後に勝てばいいんだという思いで野球を続けてほしい」。野球のレベルに関係なく、高校以降でのプレーの継続と活躍も願った。

紺色のTシャツの袖には「We All Never Stop」の文字を入れ、「みんなで立ち止まらずに頑張っていこう」との思いを込めた。