パドレスのダルビッシュ有投手(34)が、MLBによる滑り止め粘着物質使用の取り締まりに猛反発した。

MLBは今月中旬にも取り締まりの新ルールを導入すると、ESPN電子版が5日に報道。松やにや粘着性のある日焼け止めクリームなどを投手が滑り止めとして使用している証拠が続出しており、MLBがその対策として試合中に、先発投手には少なくとも2度のチェックが行われるという。

ダルビッシュはその記事を受け、自身のツイッターで「なぜ日本では滑り止めは使われないのに、MLBでは使われるのか? ボールに問題があるってMLBはわかってんのにお金のためかずっと滑りまくるボールを提供してくる。わかってるんやからそっちを先にどうにかしましょう」と意見。さらに「投手がボールに異物をつけるのあかんかったら、打者も素手で何もつけずに打ってくれ。バットが滑るから何かつけないと振れないとかって理由なら滑るボール使ってるMLBのピッチャーも一緒。フェアでもなんでもない」と猛反発した。

これらの意見に対し、楽天田中将大投手(32)も「投手ー捕手間の距離を伸ばすっていうのもおかしな話ですよね 笑」と、MLBが現在実験中のルール改革に意見し、ダルビッシュに賛同した。