昨季巨人でプレーし、今年2月に古巣ナショナルズとマイナー契約したヘラルド・パーラ外野手(34)がメジャー昇格を果たし、早速代打で出場。1安打1得点でチームの勝利に貢献した。

パーラは3-2で迎えた7回裏1死の場面で代打として打席に入ると、メッツ先発タイワン・ウォーカー投手から二塁打。続くカイル・シュワーバー左翼手の本塁打でホームに生還した。

ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「彼が戻ってきてよかった。今日、本人に、必要な時に代打に入れるよう準備しておけと伝えていた。外野のどこでも守れるようにしておけ、ともね」と話した。

ダイヤモンドバックス時代に2度ゴールドグラブ賞に輝いたパーラは、2019年5月にジャイアンツからナショナルズに加入。レギュラーシーズンに打率2割5分、8本塁打、42打点を記録し、ワールドシリーズ王者も味わった。巨人では47試合に出場し打率2割6分7厘、4本塁打、13打点だった。(AP)