レイズは28日、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていた右腕コリー・クルバー投手(35)と1年800万ドル(約8億8000万円)での契約に合意した。健康診断で問題がなければ正式サインの見込みで、インセンティブを含めると総額1300万ドルに達するという。情報筋の話としてMLB公式サイトが伝えている。

オールスター3度選出、サイ・ヤング賞2度の受賞歴を誇るクルバーだが、近年ケガに悩まされており、インディアンス所属時の2019年シーズンはピッチャー返しを右前腕に受けてシーズンほぼ全休、昨季はレンジャーズでのデビュー戦で右肩を痛め、わずか1イニングを投げたのみで終了。今季は5月19日にノーヒットノーランを達成するも、その次の登板で右肩の張りを訴え、わずか3イニングでマウンドを降りると、8月末まで長期離脱していた。

昨オフもクルバー獲得に動いていたレイズは、投手を再起させる術を熟知していると定評がある。若手中心の投手陣は層も厚く、余裕を持ってクルバーの復活を見守ることができそうだ。