米経済誌フォーブスは9日、米大リーグ機構(MLB)が放映権で新たに契約した米IT大手のアップル社とNBCスポーツの収益について、年間で合計1億1500万ドル(約132億円)になると報じた。

前日8日にアップル社が「フライデーナイト・ベースボール」として、金曜日に2試合をアップルTV+で配信する放映権を得たことを発表。フォーブスによれば、広告費と合わせてMLB側への収益は8500万ドル(約98億円)となる。また、MLBは今季、月曜日と水曜日の放映権でNBCスポーツと契約。収益3000万ドル(約34億円)が見込めるという。

放映権は30球団に分配され、同誌によれば昨年の合計収益は15億5000万ドル(約1782億5000万円)で、今年は19億6000万ドル(約2254億円)。昨年と比べると、年間で26%の収益増となる。