MLBが、粘着物質の不正使用の取り締まりをさらに強化すると各球団に通達したと25日、MLB公式サイトなど複数の米メディアが報じた。
MLBでは昨季から粘着物質に関するガイドラインを設定し、昨年6月21日からは審判が試合中に投手のグラブ、帽子、ベルトをチェックするようになった。投手がグラウンド上で身体検査を受けているような光景は物議を醸したが、今季からは用具の確認ではなく、手と指を直接確認する方法に変更。帽子なども昨季に続いてチェックでき、不正使用が認められたら退場処分と出場停止。投手がチェックを受ける直前に手を拭いた場合も退場処分の対象になるという。
取り締まり強化の背景には、粘着物質の不正使用が再び広まりつつある可能性が影響している。昨年6月のチェック開始後はMLB全体のボールの平均回転数が急激に落ちたが、シーズン終盤にかけて上昇。投手が審判の定期的なチェックに慣れたことで、それをかいくぐって不正使用しているケースが出てきたと指摘されている。なお、この変更は今週末のオープン戦から適用される。



