レッズは5日(日本時間6日)、秋山翔吾外野手(33)の退団を発表した。今後は、ウェーバーで獲得を希望する球団がなければ、自由契約(FA)となり、日本球団を含めた移籍先を探すことになる。

秋山は今季がレ軍との3年契約最終年だった。球団の公式ツイッター(日本語版)を通じ「シンシナティで過ごした時間、出逢ったスタッフ、選手の方々にとても感謝しています。またどこかでプレーする姿を見せられる時まで準備をしたいと思います」とコメントした。

秋山は20年に西武から海外FA権を行使してレッズに移籍。1年目の同年はコロナ禍で春季キャンプが中止、21年は故障もあり、メジャー2年間で通算142試合の出場で打率2割2分4厘、0本塁打、21打点にとどまった。今季はオフから打撃改造に取り組むなど打開を目指したが、オープン戦7試合で22打数4安打の打率1割8分2厘と結果を残せず。3日に開幕ロースターーから外れることが発表されていた。レ軍のマイナーでプレーしメジャー昇格を目指す選択肢もあったが、これを選ばず、リリースとなった。

古巣西武の渡辺GMは、5日楽天戦前に、秋山がFAとなった場合にオファーを出すかについて「まだ何も決まっていない。秋山の気持ちもある」とコメントしていた。