エンゼルス大谷翔平投手(28)が「2番投手兼DH」で先発し、6回91球を投げ、4安打無失点、5奪三振。4点リードの7回に先頭で迎えた第4打席では、カウント1-0からの2球目スライダーを右翼席にたたき込む25号ソロ。並んでいたイチロー氏を抜き日本人メジャー単独2位となる通算118号で自らを援護し、1918年のベーブ・ルース氏以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。

この活躍にツイッターでは大谷への称賛の嵐。アストロズのジャスティン・バーランダー投手の弟で、“大谷翔平大好き”を公言しているベン・バーランダー氏は、「ヒストリー!!!(歴史が作られた)」とたたえ、MLB公式も「現実とは思えない」とツイートした。

さらに大谷の偉業達成には、競技の枠を越えて称賛が集まった。NFLネットワーク記者のアダム・ランク氏は「私たちは皆、ショーヘイ・オータニが野球をプレーしている時代にこの地球にいて恵まれている」とし、女子テニスのレジェンドであるセリーナ・ウィリアムズの夫で実業家のアレクシス・オハニアン氏も「オータニは野球史で起きたことの中で最も素晴らしいことの1つ、これはどんなに強調してもしきれない。レジェンドは進化し続けている」と絶賛している。

さらに、エンゼルスの試合中継局「バリースポーツ・ウエスト」は「オータニが歴史を作った」と速報するなど、次々と快挙をたたえる声が上がっている。