レッドソックスの地元メディア、NBCスポーツ・ボストンは、ドジャースから契約を解除されたトレバー・バウアー投手(31)に関して、レッドソックスが獲得を検討することは考え難いと報じた。

バウアーは女性に対する暴行疑惑によりMLBから324試合の出場停止を科されていたが、異議申し立てによる調停で処分期間が192試合に短縮され、ただちに復帰が可能となっていた。ドジャースはその決定から2週間にわたってバウアーの処遇を検討し、今季2250万ドル(約30億4000万円)の契約が残っている状態で6日の契約解除に至った。

同サイトのジョン・トマセ記者は、リーグ最低保証年俸を負担するだけで先発ローテーションをてこ入れ出来るとしたら、どんな球団でも獲得を検討するだろうが、球団の品位とファンからの尊敬を重んじる球団は、そのような考えを捨て去るべきと警鐘を鳴らした。

その理由として、バウアーの度重なる素行問題を指摘。2011年ドラフトで全体3位指名したダイヤモンドバックスでは指導者と衝突し、移籍したインディアンス(当時)では16年プレーオフの開幕前にドローンで指を負傷して紙面をにぎわせ、ツイッター上でアストロズの女性ファンの個人名を80回以上も引き合いに出すなど、トラブルを起こしたことを列挙した。

その上でトマセ記者は、「このような選手を迎え入れれば、ファンのみならず選手からの反発というリスクを負う」とし、獲得を検討する価値も無いと指摘した。