「All Rise(全員起立)」と「Here Comes the Judge」の文言を商標登録しようとしたニューヨーク州在住の男性に対し、米国特許商標局(USPTO)が登録を無効とする判断を下していたことが分かった。

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とMLB選手会が、ジャッジ本人を想起させる文言の商標登録とデザイン商標に対して異議を申し立てていた。

ニューヨーク州ナッソー郡在住のマイケル・P・チセナ氏は2017年7月14日に「All Rise(全員起立)」と「Here Comes the Judge」の文言の商標登録を出願。この日はジャッジがオールスターゲームのホームランダービーで優勝した4日後だった。男性は同年10月12日、アパレル用のデザイン商標を申請した。

USPTOが12日に発表した意見書によると、デービッド・K・ヒーズリー商標審議官は登録を無効とした判断について「出願者のデザイン商標は、異議申立人がそれまでに慣習的に使用していたマークと類似しており、混乱や混同、または誤解を招く恐れがある」と述べた。

審議文書によると、チセナ氏は自身が登録した商標を思いついたのは2012-15年の間で、アーロン・ジャッジのことは全く知らなかったという。17年のどこかの段階でアーロン・ジャッジを認識したが、どういう状況だったかははっきり覚えていないとした。

チセナ氏とジャッジ、MLB選手会の顧問弁護士は、いずれもコメントに応じていない。(AP)