ドジャースと投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約455億円)で合意した山本由伸投手(25=オリックスからポスティング)の契約詳細が明らかになった。

ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が22日(日本時間23日)にX(旧ツイッター)で伝えたもので、山本は6年目終了時と8年目終了時の2度、契約破棄の権利がある。年俸は契約序盤が低く終盤が高くなるバックロード式になっているという。これにより、契約破棄をした場合は金額が低く抑えられるようになっている。ただし総額3億2500万ドルのうち5000万ドル(約70億円)は契約ボーナスで、これは2024年に全額が支払われるという。

山本の総額はヤンキースのエース右腕ゲリット・コール(33)の9年3億2400万ドル(約454億円)を抜きMLB投手の契約としては史上最高額。FAの契約年数としてはフィリーズのブライス・ハーパー外野手(31)の13年に次ぐ2番目に長い契約となった。