昨季までオリックスでプレーしたジェイコブ・ワゲスパック投手(30)が、レイズとマイナー契約で合意した。15日、同球団が発表した。キャンプに招待選手として参加し、同じくマイナー契約の上沢直之投手(29)らとともにメジャー昇格を目指す。

ワゲスパックは19年にブルージェイズでデビュー。メジャー1年目は16試合(先発13)で5勝5敗、防御率4・38と好投したが、20年は11試合で防御率8・15と低迷。21年はメジャー昇格がなく、同年オフにオリックスと契約した。

NPB1年目の22年は32試合(先発10)で2勝6敗7ホールド5セーブ、防御率2・97と好成績を残し、チームのリーグ連覇に貢献。ヤクルトとの日本シリーズ第7戦では試合を締め、胴上げ投手となった。昨季は31試合で4勝7敗4ホールド2セーブ、防御率5・77と苦戦し、退団となっていた。