MLBの観客動員が、特に若年層で好調になっていると、9日付のジ・アスレチックが伝えた。

ロブ・マンフレッド・コミッショナーはフロリダ州で行われたオーナー会議で地元メディアの取材に応じ、昨季の観客動員について言及。全30球団のうち26球団が観客動員数を伸ばし、メジャー全体で週末の動員が150万人を突破したことは11度に上ったという。2018年から22年までの5年間ではわずか5度だったことから、週末の動員が激増している。

年齢別では、18歳から35歳のファンの入場券購入率がこの4年間で10%増。チケットを購入したファンの平均年齢は19年は51歳だったが、昨季は45歳だったという。

同コミッショナーは「大変大きな変化だ。昨季からのいい流れを好感し、オーナー会議での雰囲気は前向きなものだった」と話した。