18日に今季限りでの現役引退を表明したドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、慣れ親しんだドジャースタジアムでレギュラーシーズン本拠地最終登板を果たした。

ジャイアンツ戦の先発マウンドに上がると、本来は投手と同じタイミングでグラウンドへ飛び出す野手陣がベンチ前で待機。ファンの大歓声に応える粋な時間をプレゼントされた。

投球は決してスムーズではなかった。初回、ラモスに先頭打者アーチを被弾。同点の3回には1点を勝ち越された。球数もかさみ、5回先頭のディバースを見逃し三振に仕留めたところで、ロバーツ監督がベンチから出てきた。家族も見守る前で4回1/3を91球、4安打2失点、4四球6奪三振の力投。ファンからはスタンディングオベーション。左翼後方のブルペンから救援陣も一斉にフィールドに出て、拍手を送った。カーショーは「特別な夜だった。内容は苦しかったけど、何とか投げ抜くことができた」と振り返った。

その裏、大谷が52号3ランを放って逆転。ベンチに戻った大谷に駆け寄り、大喜びでハグを交わした。次のベッツも2者連続弾で続き「ショウのホームラン、ムーキーのホームランも素晴らしかった。ただただ、このチームの一員でいられることを誇りに思う。本当に特別なこと」と、かみしめた。

本拠地での最終登板は終えたが、世界一への戦いはまだ続く。チームは13年連続のポストシーズン進出が決定。自身3個目のチャンピオンリング獲得に向け「(出場できる)枠は限られていると思うが自分にできる投球を続けるだけ。どんな役割でもやる準備がある」と貢献を誓った。