ドジャース佐々木朗希投手(23)が、メジャー初セーブで死闘を締めくくった。
先発の大谷翔平投手(31)が、6回3失点9奪三振の力投。打線が7回にテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の3ランで逆転すると、レギュラーシーズンでは先発起用のタイラー・グラスノー投手(32)を投入した。
グラスノーは7回を無失点に封じるも、8回に2死満塁として降板。佐々木もブルペンで肩を温める中で、左腕アレックス・ベシア投手(29)が大ピンチを切り抜けた。
9回の攻撃では、ベシアがベンチ内でストレッチを繰り返し、イニングをまたいでの続投かと思われた。だが、その数分後にマーク・プライアー投手コーチがブルペンに電話。佐々木がグラウンドコートを脱ぎ、急ピッチで準備を始めた。
1死で打席に立った大谷は、初球をバントの構えで見送り、2ボールからのストライクも見逃した。試合後の会見で、大谷は「ウィル(スミス)のアットバット(打席)ぐらいで朗希が(肩を)作り始めてたので、監督から時間を稼いでほしいっていうオーダーが出ていました」と真相を明かした。
結果的に、大谷はカウント3-1から四球で出塁。佐々木が投球練習を十分に行う時間を与えた。
満を持して登板した佐々木は、先頭リアルミュートをスプリットで見逃し三振。ケプラーには二塁打を許したが、カステラノスとストットを打ち取り、雄たけびを上げてメジャー初セーブを挙げた。
【佐々木のNHKインタビューでの一問一答】
-どんな気持ちでマウンドへ
「2点差で前回より点差がない中で、ランナーも1人出て、1発だったら同点だったという怖さはあったんですけど。ゾーンで勝負して、結果的に0で抑えられてよかったです」
-準備が慌ただしかった
「1アウトからだったので、ちょっとびっくりはしたんですけど。ただランナーが1人出て時間はあったので、そこはもう自分のペースで(肩を)作りました」
-ボールの手応えは
「前回より思ったようにいかない部分もあったんですけど、なんとかゾーンで、強い球を投げて、結果的に押し込めたかなと思います」
-まずはシリーズ先勝
「明後日も試合があるので、もう1勝してLAに帰れたらなと思ってます」
佐々木は右肩の故障もあり、レギュラーシーズンは10試合で1勝1敗、防御率4・46。救援投手として登板した2試合では、計2イニングを無失点に封じた。
ポストシーズン(PS)では、1日(同2日)のレッズ戦で初登板。8-4の9回に、最速101・1マイル(約163キロ)の直球にスプリットを交え、2奪三振無失点と好救援した。



