ナ・リーグ西地区首位を快走するドジャースが23日(日本時間24日)、本拠地でのパイレーツ戦に完勝。

「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は3打数無安打1四球と不発だったものの、今季最長タイとなる6連勝を飾り、ブルワーズに次ぎ、メジャー2番目で今季80勝に到達した。

初回、派手さはなくても、大谷の粘りが試合の流れを引き寄せた。ファウルで粘り、11球目を選び、四球で出塁。すかさず今季9個目の盗塁に成功した。フリーマンの中前打で一、三塁と好機が広がり、ベッツの併殺の間に大谷が先制のホームを踏んだ。直前まで16戦11敗の下降ムードを完全に払拭(ふっしょく)する完勝だった。ロバーツ監督はしみじみと言った。「守りも良くなったし、走塁も良くなった。質のいい打席が(相手の)先発を攻略することは、ここしばらくはできていなかった」。失点を防ぎ、本塁打に頼るだけではない、引き出しの多い攻撃こそ、同監督が理想として掲げる戦い方だった。

投げては、復帰3戦目の先発スネルが6回無失点と好投。好継投で2安打完封リレーに封じた。一時は、リーグ勝率3位まで落ち込んだが、トップのブ軍に1差。「我々は、この流れを維持できると思う」。再び、本調子を取り戻してきたことで、ロバーツ監督の口調も力強かった。