明日27日の楽天戦(札幌ドーム)で開幕投手を務める日本ハム大谷翔平投手(20)に、好投を後押しするメモリアルプランが25日、浮上した。初の開幕マウンドで歴史的勝利を飾れば、試合で使用した投手プレートを取り外し、札幌ドーム内のメモリアルコーナーに展示することが検討されている。球場側は条件次第で、第1球の使用球、ロジンバッグなど記念品を集め、「大谷翔平コーナー」を設置することにも前向き。実現すれば新たな名物スポットにもなりそうだ。

 大谷にとっても、ファンにとっても、記念すべき白星になる。明日27日の開幕戦(対楽天)に勝利した場合、使用した投手プレートが取り外され、札幌ドームのメモリアルコーナーに展示されることになりそうだ。球場関係者は「球界を代表する選手の初めての開幕マウンドですし、できたらいいなと検討しています」と明かした。

 札幌ドームのメモリアルコーナーには、2002年に開催されたサッカーW杯の記念品や、コンサートを行った「ザ・ローリング・ストーンズ」のサイン入りグッズなど“お宝”が飾られており、野球ではダルビッシュの初登板初勝利時のプレートもある。2年前に札幌ドームで初登板した大谷のプレートも飾られてはいるが、同関係者は「(開幕勝利となれば)重みが違いますよね」と追加する考えでいる。

 さらに、ボール交換のタイミングが合えば、第1球で使用した公式球やロジンバッグなど、開幕勝利に関わった品々を集め、「大谷翔平コーナー」を設置するプランもあるという。栗山監督が「長嶋さんがつくってくれたものを翔平に受け継いでもらわなければいけない。翔平が歴史をつくっていく」という思いを込め、長嶋茂雄氏の誕生日2月20日に伝えた開幕投手の大役。歴史的名選手へと駆け上がる、その第1歩となる一戦の感動と興奮が、形として残ることになる。

 大谷はこの日、札幌ドームでキャッチボールなど軽めの調整で引き揚げた。2年続けて野手で開幕スタメン出場は果たしているが「試合を大きく左右するのは投手。そういう緊張感はあります」。特別な一戦を目前に、静かに闘志を燃やしている。【本間翼】