中日がまた内弁慶ぶりを露呈した。1-8…。ここまで接戦をものにしてきたチームが今季最大得点差の惨敗だ。試合後に首脳陣ミーティングを終えた谷繁元信兼任監督(44)も「ミスがあって、4番に満塁ホームラン打たれたらね。なかなか流れは来ない」と嘆いた。

 手痛い守備のミスを連発した。1点を追う3回。無死一塁からゴロを捕球したファースト福田が併殺を狙って二塁へ悪送球。二塁ベースカバーに入ったエルナンデスの足が離れ、ダブルセーフとなった。直後に梶谷の右前打で無死満塁。4番筒香の満塁弾につながった。

 6回無死一塁の場面でもバント処理を焦った投手田島が二塁悪送球。2アウト後に2番飛雄馬の左翼線二塁打で2人が生還。試合中盤の7点目で試合が決した。1試合3失策。記録に残らないミスも目立った。

 本拠地で今季12勝3敗と無類の強さを誇りながらビジターでは2勝8敗。極端な数字が残る。春の横浜スタジアム。暗くなるにつれてグッと下がる気温がこたえたのか。夜風がプレーを狂わせたのか。

 谷繁兼任監督は「ごちゃごちゃ言っても、明日は引きずらないようにやっていくしかない。今日は終わり!」と、気持ちを吹っ切るように会見を切り上げた。どんよりとした空気を振り払うには、スカッと勝つしかない。【桝井聡】