1年目から「メジャー」を体験できる。日本ハム栗山英樹監督(54)は29日、米アリゾナで行う来年2月の1軍キャンプに、ドラフト1位明大・上原健太投手(21)ら即戦力投手を同行させるプランを明かした。球団では、上位指名選手でも2軍キャンプスタートが通例。地理的条件に加え、最初からチームに溶け込ませるメリットも考慮した。
沖縄・国頭での秋季キャンプ2日目、栗山監督は、日本ハムにとっては異例となる構想を明かした。「指名した選手たちには期待している。来年は米国キャンプもある。初めから何人か(連れて行く)ということも起こってくる。すぐに呼ぶ(入れ替える)ことができないから」。
新人の「キャンプ1軍スタート」は珍しい。2軍からスタートさせ、2月中旬から1軍に合流させるのが例年の傾向。だが来春は、球団では29年ぶりとなる海外キャンプ。練習試合も予定され、同監督は「投手が足りなくなることもある」と説明する。海外キャンプは全員が初めてという事情から「みんな慣れるのに時間がかかるなら、最初から一緒でもいい。最初から1軍の方がプラスになる人もいる」と、メリットもあるとみている。
業務提携しているパドレスが使用している施設でトレーニングする。ウエートルームなどで、自主トレ中のメジャーリーガーと顔を合わせる可能性も高い。新人投手たちにとっては、刺激的なプロ第1歩になりそうだ。【本間翼】




