楽天金刃憲人投手(31)が、プロ10年目にかける不退転の決意を明かした。19日はコボスタ宮城室内練習場で自主トレ。ほぼ全力のキャッチボールは60メートルに伸び、キャンプの下準備は整った。「いつまでも待ってくれる世界じゃない。『今年ダメなら終わり』の気持ちで練習しています」と素直に語った。
練習パートナーとして長谷部に声掛けし、共闘を誓った。同じドラフト1位入団のサウスポー。安泰じゃない立場も似ている。「『オレたちは勝負の年。覚悟を決めよう』と話し合ったんです。彼も分かってくれて、一緒に頑張っている」。ブルペンで全力投球する相棒を見ながら「とにかく1軍に食い込む。左腕が2枚入れば、チームにとって絶対プラスになるはずだから」と言った。
13年、2人は勝ちゲームの中継ぎとして機能した。移籍1年目の金刃は39試合に登板し、防御率1・85。楽天の日本一を下支えした。当時の星野監督(現球団副会長)に「金刃は本当に頑張っている。巨人から楽天に来てくれて良かった」とまで言わせた。「あの年のような働きをすることが目標。(1次キャンプの)久米島で、いかにペースを上げていけるか」と金刃。徐々に、などとは考えていない。2月1日から飛ばす。【宮下敬至】



