目指せ岩隈2世! 阪神ドラフト3位の竹安大知投手(21=熊本ゴールデンラークス)が19日、鳴尾浜で新人合同自主トレを行った。憧れの投手にマリナーズ岩隈を挙げ「変化球とまっすぐのフォームが全然変わらないのがすごい。少しでも近づけたらと思う」と熱っぽく話した。
視察した久保康生2軍投手チーフコーチ(57)は、近鉄コーチ時代に指導した愛弟子とダブらせ、期待を膨らませた。「いいんじゃないですか。手術明けということを考えたら、寒い中でも肘を柔らかく使えていたね。(岩隈は)いい目標だと思うよ」。目を引いたのは肘の使い方。柔らかいフォームからキレのある直球を投げ込む岩隈のようになれる、素質を感じ取った。
褒め言葉だけでなく、うれしいプレゼントもあった。入団後、竹安が岩隈を目標としている情報を知った久保コーチは「クマ(岩隈)には1回話してやってくれと言った。『いいですよ』と。どっかのチャンスで機会があれば」と、竹安のために電話対談の場を設ける案も明かした。感激の竹安は「うれしい。同じ年くらいの時になにをされていたのか、そういうところを聞いてみたいです」とあらゆる面を吸収する心構えだ。
右肘のトミー・ジョン手術(靱帯=じんたい=再建術)の影響もあり、春季キャンプは2軍スタートが濃厚。「土台が大きくないと崩れる。簡単に崩れないように土台作りをしっかりやっていければ」と体作りに意気込む。久保コーチも「岩隈も最初はひょろひょろのゴボウみたいでした。下地や基礎が固まって今が成り立っている」と語る。岩隈のようになるためなら、試練にも耐えられるはずだ。【梶本長之】



