清原和博容疑者覚せい剤所持で逮捕/各界反応まとめ

 東京都港区の自宅マンションで覚せい剤を所持していたとして、警視庁は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、元プロ野球選手で西武や巨人などで活躍した清原和博容疑者(48)を現行犯逮捕した。各界の反応は以下の通り。

清原容疑者逮捕を報じた3日の日刊スポーツ1面
清原容疑者逮捕を報じた3日の日刊スポーツ1面

野球界

PL学園でKKコンビを組んだ桑田真澄氏

 「報道で知り、とにかく驚いています。最近は連絡を取っていませんでしたが、もし報道通りなら、野球人として、一緒に戦ってきた仲間として、非常に残念でなりません」

 「心痛いウワサ」を何度も耳にし、4~5年前から忠告を続けたという。

 「小じゅうとのように言い続けた。それが言えるのが僕だと。ただ小言を言われるのに嫌気が差したんでしょうね。『一切、関わらないでくれ』と言われた。何度も確認したけど、お互い大人ですから。『お前が言うならそうしよう』と」

 「今言えるのは、野球のピンチに代打とリリーフはいるけど、自分の人生に代打とリリーフはいない。現役時代に数々のホームランを打ってきた。自分の人生でもきれいな放物線を、逆転満塁ホームランを打ってほしい」

桑田氏後悔 忠告受け入れられず3年前に“決別”


長嶋一茂氏 「桑田君が『逆転満塁ホームランを打ってほしい』と言っていましたが、正直、逆転満塁ホームランというレベルではない。難しいと思います。薬物に手を出したんですから。残念とかそういうレベルではない」


西武時代の恩師・森祗晶氏 「驚いて言葉が出ない。なぜ? どうして? という思いだ」。自ら野球界との関係を断つような行動に対し、忠告する手紙を書いたことがあったという。「5年ほど前だろうか。君は野球人なのだから野球を中心に行動し、しっかり野球を勉強しなさいと手紙を書いた。石毛、伊東、渡辺、秋山…、工藤や田辺も後に続いた。西武でともに戦った仲間が素晴らしい指導者になっている。清原もそうなってほしいと願っていた」


巨人白石興二郎オーナー 「主軸でいい仕事をしてくれた選手が逮捕されたのは非常に痛恨である。(昨年の賭博問題で)反省し、高橋監督の下で再出発をしないといけない時に、不祥事が重なるという意味で巨人に籍を置いた花形打者が逮捕された」


中畑清氏 「ああやっぱりって思わせる部分はある。野球ばかりでは駄目だということ。野球ばかを俺は好きなんだけど、1人の人間として成長しないといけない」


中日谷繁元信監督 「個人的に、僕と清原さんという関係で言うとすごく残念。1日も早くまた『清原さん』に戻ってほしい。監督という立場では選手に指導していかないといけない」


阪神藤川球児投手 「何も言えないし、言える立場にもないんだけど。自分は自分で頑張るしかないというか。だれでも弱さは持っていると思うし。まだ、どうなるか分からないけど人生は続くし、元気になられたら…。感謝しているし、もう一度復活して欲しい」


山田久志氏 「残念を通り越してている。1月の名球会イベントで会ったばかりで、あんなにはしゃいでいたのに…。ここから更生し、人として正しい道をゆくのであれば、名球会は、いや野球界は、突き放すだけではなく、立ち直らせるきっかけを作ってあげるべきではないだろうか」


楽天梨田昌孝監督 「さみしいね。衝撃が走った。野球賭博とも付随する問題だと思う。改めて認識し、選手と一緒にやっていきたい」


巨人で3、4番のコンビを組んだ松井秀喜氏 「ニュースで知りました。驚いているとしか言いようがない。詳しいことは分からない。びっくりしている。寂しいというか残念」


同学年で親交が深かった佐々木主浩氏 「2年前に一緒に食事したときは『(薬物を)やってない』と言っていた。残念というか、裏切られた気持ちで悲しい」


プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー 「言葉を失うの一言に尽きる。元選手とはいえ、野球は特に青少年の憧れのスポーツのひとつ。現役を去ってからも、模範であり続けなければならない。有害行為の禁止、反社勢力の遮断、薬物の拒絶等、一層施策を強力に推し進める他ない」


PL学園時代の恩師・中村順司元監督 「こんなことになって本当に驚いている。残念としか言えない」。(昨年7月に雑誌の企画で対談した際は)「特に変わった様子はなく、明るく昔の話をしていた。本来は周りの方に気を使い、ファンを大事にする人間。残念で仕方ないですし、取り返しのつかないことですが、まだまだ人生は続いていく。周囲の信頼を取り戻す努力を続けてほしい」


PL学園高校 PL学園高前には警備員が立ち、厳しい表情。同校を運営する本部の担当者は「一切、お答えする立場にない」とした。過去に野球部長を務めた西川宏郎富田林市議(71)は「とんでもないことになってしまった。世間を騒がせ、関係者の一人として本当に申し訳ありません」と言葉少なだった。


西武渡辺久信SD 「第一報を聞いたときは、非常にびっくりしました。数年前から(報道などで)うわさは出ていましたが、キヨ(清原)に限ってそれはないと信じていた。ここ最近は付き合いがなく、詳しい情報は分からないが、正直に話して立ち直ってほしい、と野球界の先輩、同僚として言いたい。残念でしょうがないというのが素直な気持ちです」


西武鈴木球団本部長 「球界全体として真摯(しんし)に受け止めないといけない。非常に残念としか言えない」


日本ハム田中幸雄2軍監督 「残念です。精神的に大変な部分もあって、逃げ道になってしまったのかも。ちゃんと野球界に復帰されることを願っています」


ソフトバンク工藤公康監督 「一緒にやった仲間だし、すごく残念に思う。いろんなことがあるのかもしれないが、この間も名球会でちゃんとやっっていたので…。(週刊誌報道を)信じてもいなかった。本当に残念に思う。早くああいうものを、しっかりと断ち切ってほしい」


ソフトバンク松坂大輔 「僕らは清原さんに憧れて野球をやってきた。今の気持ちはどう表したらいいか分からない」


巨人阿部慎之助捕手 「びっくりした。寝ぼけてたけど、目が覚めた。びっくりした、それしかないです。新人の俺たちが、やりやすいように気を使ってくれていた。表向きは番長だけど、すごくみんなに気を使ってくれていたこともあって、余計に寂しい」


巨人内海哲也投手「朝起きて、びっくりして。その言葉以外、今は出てきません」


名球会理事長の山本浩二氏 1月に清原容疑者が参加したイベントを振り返り「実績を残して名球会に入り、あまり参加していなかったイベントにも参加してくれた。一生懸命、楽しそうにやっていた。何とも言いようのない気持ちだ」


PL学園で同期だったロッテ松山秀明内野守備走塁コーチ 「びっくりした。同学生として、すごく残念です。1月の段階でPLの同窓会があって、(メールで)連絡したけど、名球会の仕事があって参加できないと。『連絡くれて、ありがとう。残念ながら行けないです』と返事が来た。元気そうに思えて、安心してたんですけど…。彼もいろんなことがあって、僕らも何かあった時は連絡を取っていたけど、ここ何年は連絡を取れなかった。残念だけど、こんな結果になってしまった」


ロッテ伊東勤監督 「ずっと付き合いがあったわけじゃないけど、この時期、顔見せに来てくれたこともあった。うわさが流れ気にはなっていたが、まさかというのが正直なところ。昨日の夜中に逮捕とニュースで聞いて、本当にびっくりした。根は優しいヤツで、かわいげのある後輩。残念でしょうがない。あれだけの野球選手。子供たちに与える影響はものすごく大きい選手だけに、残念でしょうがない。背景は分からないけど、相当、苦しんだのは事実。ただ、野球が大好きな男。『将来的に野球界に戻ってこられるよう、お前も頑張れ』と話していた。(最後に会ったのは)一昨年のこの時期。沖縄の本島に行った時、日本ハムとのオープン戦だったか、雨が降って室内で練習している時だった。ここ(ロッテ)にお世話になった時、最初のキャンプにいの一番に来てくれた。初日に来てくれてうれしかった。チームを救ってくれた4番だった。頼りにしていた選手だったのは間違いない。誤解されるところが多々あって、かわいそうなところもあった。覚せい剤を使用していたことが分かれば、法律で禁止されていること。次があるか分からないが、しっかり更生して、また頑張ってもらいたいとしか言いようがない」


西武田辺徳雄監督 「現役時代に一緒にプレーした仲。ただただ残念のひと言です。いろんな思い出もありましたけど…、言葉にならない。残念のひと言」


ソフトバンク王貞治会長 「残念だね。警察に捕まるということは信ぴょう性があるのだろう。あれだけのスターがね。大変なこと。とにかく残念だね」


PL学園の後輩、巨人吉川大幾内野手 「驚きました。PL学園の先輩ですし、非常に残念です」


巨人村田真一ヘッドコーチと内田順三打撃コーチ 「ただただ、驚いた」


巨人川相昌弘3軍監督 「びっくりしたというより、残念です。一時、同じユニホームを着てプレーをしましたから…残念です」


阪神金本知憲監督 3日の宜野座キャンプ終了後に思いを問われ「それは(コメント)なしでいきましょう」


PL学園で2学年後輩の阪神片岡打撃コーチ 「信じたくないというかね…。それ以上、コメントのしようがない…」


DeNAラミレス監督 「事実であれば残念なニュース。一緒にプレーした選手だったし、子供たちにも常に手本となる選手だった。(名球会イベントで)あいさつはした。就任おめでとう。頑張ってと言ってもらった」


オリックス福良監督 「本当に残念。それしか言いようがない。西武にいる時はけっこう話をしていたけど、最近はそういう機会がなかった」


日本ハム木田優夫GM補佐(現役時代の同僚) 「いまはアリゾナにいて情報も詳しくないので、コメントのしようがありません」


芸能界など

ビートたけし 「あれはもう、何か変な言い方になっちゃいますけど、ドラフトが全てだったんじゃないかって思います。ジャイアンツに入っていれば…。ジャイアンツって、『紳士たれ』みたいなところがある。パ・リーグの悪口を言っているわけじゃないですけど、(西武に入って)新人で大物扱いされて、持ち上げられて…。あれが、運命の分かれ道だったんじゃないかなあ。もったいないなあ。昔は、先輩たちは全部ヒロポン中毒ですから。薬局で合法的に売っていたわけだから。自分たちが(芸能界に)入った時には禁止されていた。ラッキーでしたよ。禁止された時期に、そういう業界に入ったんだから。(覚せい剤は)怖いですよ」


元妻の清原亜希(文書) 「このたびの報道において、本当にたくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今、私にできることは多くありませんが、まずは親として、大切な子供達を守ることが一番の責任だと思っております。誠に申し訳ありませんが、どうぞご理解とご配慮を頂けますよう何とぞよろしくお願い申し上げます 清原亜希」


徳光和夫アナ(ラジオ番組で) 「清原和博容疑者と呼ばなければならないのは心が痛い。彼の番長キャラばかりが取り上げられるが、まじめな部分もある。3週間ほど前、名球会で会った時には『お久しぶりです』とあいさつしてくれ、佐々木(主浩)からヒットを打って野球ができることを心から喜んでいた」

 ただ、気になったことがある。「ヒゲがまた白く輝いている。なんで、こんなに白いのか。麻薬担当の刑事さんから『常習者になると、ヒゲが銀色になる者もいる』と聞いたことがある」。

 「犯した罪は大きい。2人のお子さんを大変かわいがっていた。お子さんのために、普通の人間になって戻ってきて欲しい」


安倍晋三首相(国会で) 「かつて、子どもたちのヒーローだった清原氏がこうした形で逮捕されたことは、残念だ。甲子園の決勝で、私の地元の高校が、決勝で(清原容疑者の母校)PL学園に敗れた。その大活躍を見て、多くの青少年が胸を躍ら

せる思いだった。今後も薬物依存対策にしっかりと取り組んでいく」


馳浩文部科学相 「極めて残念。更正にに向けて努力して欲しい。青少年の健全育成にもよくない。社会のルールを逸脱してしまったことに深く反省を求めたい」


竹田恒和JOC会長 「憤りを感じている。スポーツ人としても大変残念だ」


千葉県の森田健作知事 「逮捕には、多くの関係者の方が落胆していると思う」


日大名誉教授(刑法)の板倉宏氏 「清原容疑者は所持と使用を認めたので、初犯の覚せい剤事案の量刑として統一されている懲役1年6月、執行猶予3年が科されるだろう。2009年の逮捕後、容疑を認めたタレント酒井法子と同じ判決になることが濃厚だ。今後、容疑を否認すると、量刑は重くなる。否認を続けた歌手ASKAは、14年に懲役3年、執行猶予4年を言い渡された。2人とも覚せい剤所持・使用の初犯だった。覚せい剤事件の重大性を考慮すれば、清原容疑者の初公判までの保釈は難しいと思う。容疑を認め続けることで、初公判後の保釈の可能性は高くなる。知名度が高いため、逃亡の可能性は低いが、保釈金は1000万円を超えるだろう。初公判で結審し、第2回公判で判決が言い渡されることになりそう。酒井の逮捕から判決まで約3カ月かかったので、清原容疑者も5月ごろに判決を受ける流れになるのでは」


地元大阪岸和田の清原和博後援会関係者 「和博ははアホや。なんでや!」。04年に通算2000安打を達成した際、後援会メンバーに記念のキャリーバッグが贈られた。「あれは宝物だった。みんなにうらやましがられた。今も大事に使っているが、もう使えない」。現在、後援会は事実上、解散状態にあるが「岸和田のヒーローやから、みんな気にしていた」


NHK籾井勝人会長 「プロ野球は子供のころから楽しみにしてきたスポーツ。清原という大スターがああいうことをやっているというのは残念。少年たちの夢、憧れを打ち砕くことかと思う。悲しいですね。スター選手は自分と同時に野球も大事にしてほしい」


岸和田市の担当者 04年に市民栄誉賞を授与。「当時は市民に夢と希望を与えてくれた。違法薬物が社会問題になっている中、非常に残念だ」


W-1の武藤敬司 「プロ野球を引退したころに、1回プロレスのリングに上げたいと、すごく考えた。ルールあってのスポーツ。プロレスは5カウント以内なら反則は許されるが、人生の反則は許されない」


清原容疑者のものまねで知られるリトル清原 フェイスブックを更新、「報道を信じたくはないけど本当だとしたら残念です。やってないと信じてたのに」。さらに「最近はテレビ、ブログでも元気そうだったのに。年老いたご両親、小さいお子さんたちの気持ちも計り知れない。何でだろう」とつづった


PL学園の後輩で日本テレビの上重聡アナウンサー 3日朝「スッキリ !! 」で「ただただ残念です。清原さんは特別な存在。桑田(真澄)さんや清原さんにあこがれてPL学園に入った。厳しい練習、厳しい寮生活に、先輩たちも耐えて甲子園に出たんだと思った。アナウンサーになってからも、取材させてもらった時『見てるよ』と声をかけてくれた」


歌舞伎俳優の市川海老蔵 「ビックリ、清原さん…」(2日の午後11時56分に「早くねすぎて起きたら」のタイトルでブログを更新)


カンニング竹山 「覚せい剤なんかに1回でも手を出したらなぁ、一生薬物依存症との戦いが続くんだぞ! この病気は一生治らないぞ! 一生苦しむぞ! それが覚せい剤やドラッグの恐ろしさだ! だからダメなんだよ! そんな苦しい人生になってもいいのか? いいわけねぇ~だろが! だからダメなんだよ! 絶対にやるなよ!」とツイート。


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