来季の米大リーグ・カブス入りが決まった上原浩治投手(41)らを輩出する大阪・熊取町の大体大で17日、OBのプロ野球トレーナーやコーチが講師となり、実践的なコンディショニングやトレーニングを学ぶ講習会が開催された。阪神杉本一弘チーフトレーナー、中日宮前岳巳、塚本洋、北野一郎の3コンディショニングコーチが経験談を交えながら、90人以上の参加者に向けた講義や意見交換を行った。

 杉本氏は「少年期の障害予防について」をテーマに、トレーナー目線から肩や肘のチェック方法などについて説明。北野氏は米大リーグ・フィリーズのトレーナー経験などを基に、日米の比較を交えながら、トレーナーを目指す若い人材に情報提供した。

 後半は宮前氏、塚本氏が中日で実際に行うトレーニングを紹介。映像を用いたり、参加者をモデルにしながら実演することで、最先端のトレーニングを分かりやすく伝えた。大体大の梅林薫スポーツ科学センター長は「本学のOBの豊富な経験と知見を、本会を継続して開催することで、多くの学生のみならず、スポーツの現場で活動する方々に提供していきたい」と今後の展開について言及した。

 この日の講習会は、アスリートや指導者を育成・サポートする拠点づくり、「DASH」プロジェクトの一環として開催。元オリックスコーチ安田昌宏氏(大体大ストレングス・コンディショニング・ディレクター)が進行役を務めた。