勝利投手とはなれなかったが、阪神ドラフト2位小野が、7回2失点と好投した。課題だった変化球の制球が向上。スライダー、フォークなどでカウントを整え、この日最速151キロの直球を武器に、7三振を奪った。「今日は変化球でカウントが取れたんで、真っすぐで空振りが取れました。ランナーを背負った状況でもしっかり腕を振ることができました」と冷静に振り返った。
過去2試合は変化球の制球が定まらず苦戦。ボール先行で四球を出し、失点につながるケースが目立った。5月28日のDeNA戦ではプロ初黒星を喫したが、中6日で修正。ストライク先行の投球で3四球にとどめ、自己最長の7回を103球で投げきった。
この日は父・勝己さんが初めてスタンドから投球を見守った。「とにかく試合を作ってほしかったね。7回2失点なら上出来」と喜ばせた。今後について金本監督は「もちろん、あります」と話し、11日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発するとみられる。故郷の福岡でプロ初勝利をつかみたい。【山川智之】



