阪神福留孝介外野手(40)がきょう6日のオリックス戦(京セラドーム大阪)から6連戦すべてに先発する可能性が5日、浮上した。今季はベテランの疲労蓄積を考慮し、週に1度程度の休養日を設けてきた。しかし今回はオリックス金子やソフトバンク千賀ら右腕の難敵が並ぶ。金本知憲監督(49)は「1週間、がんばってもらおうかな」とDH制を利用しながら、フル活用するプランを頭に描いた。
鬼門の交流戦を乗り切るため、ベテランのフル活用プランが浮上した。今回は敵地の6連戦に臨む。相手の先発は右投手が6枚並ぶことが予想される。しかもオリックス金子やソフトバンク千賀といった球界を代表する右腕との対決が控える。金本阪神はロッテ、日本ハムに2カード連続で勝ち越したが、いずれも下位球団。いよいよ正念場を迎える。指揮官は自らの考えを明かした。
「それ(休養日)も考えながら、1週間、頑張ってもらおうかなと思っていたり。孝介が調子が落ちていたりしたら、もちろん、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日とか、臨機応変にやっていきますよ。別に今、決める必要はないから」
40歳の福留は疲労蓄積によるケガ防止のため、週に1度の休養日が設けられている。開幕から雨天中止をのぞけば、6連戦が実施されたのは5度。6試合すべてに先発出場したのは、5月2日~7日の1度だけだ。
今回の6連戦は指名打者制で戦う。交流戦の恩恵も受け、フルの先発出場を検討していく。誰をDHで起用するのか? 金本監督は言った。「孝介や糸井もある。原口の兼ね合いもある」。福留は守備のリズムを大事にしながら、打席に立つタイプだ。ロッテ戦は3試合とも糸井が座ったが、今回はコンディションや調子を見ながら、日替わりDHも視野に入れる考えだ。状態が悪ければ、福留に休養日を与えるが、スタメンから外れた試合は1勝3敗と勝率が悪い。頼れる4番の不在は打線にも大きな影響を与える。
まずは交流戦無敗のオリックスが相手だ。日本ハムにサヨナラ勝ちをした直後、金本監督はこう話した。「絶好調であろうと、調子の出ていないチームであろうと、やることは一緒。全力を尽くしてやるだけ」。難局を乗り切るには、ベテランの力が必要だ。【田口真一郎】



