国学院大が、両チーム26安打の打撃戦を制した。打線を引っ張ったのは1番山崎剛内野手(4年)と4番鎌仲淳平外野手(2年)だ。ともに4安打を放ち、勝利に導いた。

 プロ志望届を提出している山崎はリーグ史上24人目となる通算安打100安打まであと2本と迫った。「まだ自分の形でバットを振れていない。無意識に振れるようにしたい」と、明日28日の試合へ引き締めた。

 鳥山泰孝監督(42)が「率、飛距離、勝負強さとこれからチームを担う頼もしい存在」と太鼓判を押す鎌仲も期待に応える働きを見せた。「春は右肩のケガで悔しい思いをした。試合に出続けて結果を残すことが一番の目標」と、今後に向け抱負を語った。