阪神Vのカギを握る新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29=韓国・ハンファ)が26日、来日初シーズンの開幕を前に、熱い思いを激白した。金本知憲監督(49)から「開幕4番」に指名された大砲は「まずは自分がリーダーになっていろんな人を引っ張っていきたい」と宣言。虎の中軸として、先頭に立ってチームを優勝へ導く覚悟を披露した。いよいよR砲が開幕へ向け、エンジン全開で発進する。
金本阪神の主砲を務めるロサリオが、覚悟を言葉に乗せた。阪神第102代4番を託されることに、こう言い切った。
「すごく誇りに思います。ただ、責任も感じるポジションですが、まずは自分がリーダーになっていろんな人を引っ張っていきたいという気持ちもあります」
チーム浮沈に大きく影響する4番としてのプライドを胸に刻んでのリーダー宣言だ。見据える先は、ナインと、首脳陣と、スタッフと、そして虎党と歓喜の瞬間を迎えることだけ。
「一番にあるのは優勝したい。そのためにこのチームに来させてもらったので、ファンの人を含めてみんなと喜びを分かち合えるように、全力を尽くしていきたい。今はしっかり練習を積んでいるので、それは最後に絶対に結果が出てくると思うので、それを信じて最後まで戦いたいなと思います」
期待に結果で応えてみせる。2月の沖縄・宜野座キャンプでは、実戦6試合に出場し、12打数8安打3本塁打10打点。打率は6割6分7厘と圧倒的な力をみせつけた。だが、3月に入り、バットは湿り始めた。オープン戦13試合に出場し、打率は1割4分3厘。本塁打も1本に終わった。しかし、あくまで準備期間だ。
「自分の状態的にはいいかなと思います。オープン戦は結果だけを見ると残念な結果に終わりましたけれど、30日(開幕)のシーズンに向けてはいい状態で臨めるかなと思いますし、シーズンはまた違ったチームの状態を見せられるかなと思います」
これまでも環境の変化に対応してきた。メジャーでは実働5年で通算71本塁打。16年から韓国リーグに場を移し、2年連続で3割30発100打点と適応した。日本でも持ち前の「対応力」に期待したい。
「日本のピッチャーはスピードがあってコントロールも良く、韓国よりも圧倒的に良かったかなと思います。ただ、自分がしっかりと適応していけばなんとかなるかな、とも感じたので、まずはそれをしっかりとやっていきたい」
強い味方もいる。甲子園を包み込む虎党の大声援だ。
「ファンの人の声援というのはすごいモチベーションになってくる。なんとか、その人たちのためにも頑張りたい」
4番として、リーダーとして--。R砲が先陣を斬って、虎を美酒の瞬間へと導いていく決意だ。【古財稜明】



