あと1本が出ず、DeNAが連勝を逃した。1点リードの3回1死満塁で筒香嘉智外野手が遊ゴロ併殺で無得点。続く4回に広島に2点を奪われ、逆転を許した。3点を追う8回には無死一、三塁の絶好機をつくったが代打桑原、ロペスが凡退。筒香が四球を選び、2死満塁とするも、宮崎が中飛に倒れた。

 アレックス・ラミレス監督は「攻撃陣はチャンスをつくったが、得点が入らなかった。それも野球の1つ。(3回の)満塁で我々は点を取れず、直後に広島は2点を挙げた。野球は勢い、流れのスポーツ」と振り返った。

 6回を2失点にまとめた先発浜口については「2失点したが、いいピッチングをしてくれた。次も期待できる。スタミナもよかったが、欲を言えば球数(125球)を少なくすれば、もっと長いイニングを投げられる」と評価した。