阪神矢野燿大新監督(49)が18日、大阪市内で就任会見に臨んだ。

次期オーナーに内定している阪神電鉄・藤原崇起会長(66=球団オーナー代行)、揚塩健治球団社長(57)と並んで、ひな壇の前で「本当に今は初めての事ですから、不安や怖さももちろんありますけど、監督やらしていただくと決めてから、よしやってやるぞって気持ちに向いていますし、これから秋のキャンプ、春のキャンプ、オープン戦とやっていく中で、不安や怖さを自信や期待に変わっていけるようにやっていければいいなという気持ちになっていけたらなと思っています」と第一声を発した。

言葉の端々にチーム再建への責任感がにじむ。「ファンを喜ばせる。そういうチームを作っていきたい」と続けた。今季は01年以来、17年ぶりの最下位に低迷し、金本前監督が引責辞任。急きょ監督要請され、15日に受諾したばかりだった。