阪神ドラフト1位の近本光司内野手(24=大阪ガス)も、初回の一挙5得点に一役買った。先頭木浪に続いて、星の初球142キロをとらえて右前へクリーンヒット。チャンスメークで大山の3ランなどを呼び込んだ。

「しっかり初球から準備できていたので」。8回にもマクガフから三塁内野安打を放ち、オープン戦5度目のマルチ安打で、打率3割6厘と好調を維持している。4回の中堅守備では、前方への雄平の飛球にダイビングキャッチを試みたが1歩及ばず。「あの守備は練習。可能性を広げられたら」と貪欲だった。