巨人渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(92)が22日、都内のホテルで行われた「読売巨人軍激励会」であいさつを行った。

冒頭に「2014年に優勝して以来、優勝が途絶えています。巨人の長い歴史の中で優勝は当たり前と考えられているファンの方もたくさん多いと思いますから、そろそろ今年は5年ぶりですか。優勝してくれると確信しております」とV奪回を厳命した。

4年ぶりに監督に復帰した原辰徳監督の手腕にも大きく期待を寄せ「原君も3回目の監督で、10何年目になると思いますが、大先輩の王さん、長嶋さんに並ぶというか、抜いたというか、もっと記録を多くして、10年くらい頑張ってもらいたいと期待しているところであります」と言葉に力を込めた。

さらには「私はあと2カ月で93歳になります。あと10年生きるかわかりませんけど、死んだ後も引き続き、巨人軍には頑張ってもらいたいし、もう1回優勝を見るまでは、死ぬわけにはいかないという心境であります。安らかに死ねるようにとは言いませんが、とにかく今年は絶対に優勝してもらいたいと思っておりますので、原君はじめ、選手よろしくお願いします」とエールを送った。