仙台大の右腕・稲毛田渉投手(4年=帝京)は、2段モーション導入で不調を脱却した。

昨秋は投球フォームを崩し、登板は1イニングのみ。米大リーグの投手映像を参考に「力まずに、ためを作ることでストライクゾーンで勝負できる直球と変化球が投げられるようになった」と自信も回復した。

今春の練習試合では自己最速を4キロ更新する153キロをマーク。リーグ初登板となった21日の東北工大戦で7回1安打11奪三振と好発進し、3季ぶり頂点にも勢いをつけた。