オリックスのスティーブン・モヤ外野手(28)が来季もチームに残留することが19日、分かった。

今季は中日からのトレードで7月から戦力として加わり、貧打が続いていた打線を勢いづけてきた。主に打線の中軸で出場し、今季ここまで打率2割4分9厘、10本塁打、34打点を記録。得点圏打率2割9分6厘と勝負強さも発揮してきた。

ここ3試合無安打が続き、この日は移籍後初めて7番に座った。4回1死満塁の第2打席では四球を選び、押し出しでチーム1点目に貢献。打順降格に奮起したのか、1点を追う6回には1死から5試合ぶりとなる右中間への一時同点の10号ソロを放った。今季途中加入ながら2桁本塁打に到達。球団も現時点での貢献度からいっそうの上積みを期待しており、来季は開幕からチームを支えることになりそうだ。