ヤクルト次期監督の最有力候補だった高津臣吾2軍監督(50)の監督就任が内定し、来季の組閣に向けた準備に着手していることが明らかになった。20日、取材に応じた衣笠剛球団社長兼オーナー代行(70)は「正式な就任要請は、まだしていない」と前置きをした上で「コーチは、新監督がスムーズに(指揮が)できるようにと思っている。新監督を中心に、組閣に動いています」と明かした。

すでに、高津2軍監督と伊東編成部長ら首脳陣の間で組閣案はできている模様。衣笠社長は「もう他の球団の人事も動いている時期なので」と話し、再起をはかる来季に向けてのコーチ人事を迅速に進める姿勢を示した。チームは最下位が確定。低迷の責任を取り、小川監督と宮本ヘッドコーチの辞任は決定している。