阪神の谷本修球団副社長兼球団本部長は、今季限りの引退を決断した横田慎太郎に感謝の言葉を口にした。

13年に入団した横田は、17年に脳腫瘍を患い半年間の闘病を経験。育成契約から実戦復帰を目指してきた。

会見を見届けた同副社長は「今日の会見を聞かせてもらって、かなり人知れず苦しんでいたんだなと。重篤な病気だったんですけど、よくグラウンドに立つまで戻ってきてくれた。そこは感謝しますし、それだけでも褒めて上げたい」と話した。

今後は引退試合などセレモニーも検討。「彼の存在がいい影響を与えられるようなポジションがあれば」と、すでに球団内でポストも提案している。