社会人野球のセガサミーの新監督に、元広島外野手で今季まで四国IL・香川で監督を務めた西田真二氏(59)が就任することが9日、分かった。元ロッテ内野手で13年オフから指揮を執った初芝清監督(52)が今年いっぱいで退任。後任を探していた。

西田氏はPL学園、法大から82年ドラフト1位で広島入団。勝負強い打撃を誇り、主に代打の切り札として活躍した。95年に現役引退。広島コーチや四国IL・愛媛の監督を歴任した後、07年から今季までの13年間にわたり、香川を率いた。若い選手を親身に指導。20人以上をNPBに送り出した。

昨年は都市対抗4強のセガサミーだが、今年は都市対抗、日本選手権とも本戦出場を逃した。初芝監督に続くプロ出身監督で、チーム強化を図る。