慶大・小川「使命」故郷浜松での早慶戦勝利へ気合

第2回大学野球オータムフレッシュリーグが22日、草薙球場で開幕する。今大会に参加する強豪大の中には静岡県内出身者もおり、それぞれに気合を入れている。慶大の小川慶太内野手(2年)は、勝負の秋に臨む。レギュラー取りを目指し、持ち前の長打力をフルに発揮する。【河合萌彦】

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慶大の小川が、自身2度目となる「秋の静岡」に臨む。昨年のオータムフレッシュリーグにも参加したが、目立った成績を残せず「悔しさが残りました」。だが今年は、今月の東京6大学リーグ新人戦で神宮初安打を放つなど、好調を維持。今大会に向けて「長打力が持ち味なので、フルスイングで本塁打を狙いたい」と意気込んだ。

浜松西高時代の恩師で、慶大出身の佐藤光監督(45)の影響を受けて慶大を志望。1年間の浪人生活を経て、入学した。しかし、その期間に野球から離れていたこともあり、野球部入部後は「周りのレベルがすごく高くて、ついていくのに必死でした」。それでも、1年夏に3軍相当の練習試合で活躍。Bチームに吸い上げられたことで、徐々に自信を深めていった。

来年以降のポジション奪取のためにも、結果を残したいところだが「先のことは考えず“今”を大切にしたい」と、気負いはない様子。ただ、草薙球場で行われる23日の「慶早戦」に対しては「早稲田に勝つことは使命。絶対に負けられません」と鼻息を荒くした。30日には、故郷の浜松市で初開催の「オール早慶戦」にも臨む。「思い入れのある浜松球場で、成長した姿を見せたい」と白い歯を見せた。

○…小川の将来の夢は「海外で働くこと」。そのために、英語の勉強を毎日約2時間ほど行っている。「元々、勉強は好きじゃなかった。浪人時代、自発的に勉強をするようになり、知らないことを覚えるのが楽しくなった」という。希望の国としてオーストラリアを挙げ、来年1月には同地への1人旅も計画している。気分良く旅行をするためにも、地元で大活躍したいところだ。

◆小川慶太(おがわ・けいた)1998年(平10)4月15日、浜松市生まれ。小5から浜松リトルで野球を始めた。浜松西高では、1年夏から三塁手のレギュラー。高校通算21本塁打。1浪で慶大入学。今秋にリーグ戦デビュー。右投げ右打ち。185センチ、95キロ。家族は両親と姉。父泰生さん(52)はヤマハの4番を務め、90年の都市対抗優勝に貢献。