巨人原辰徳監督(61)が6日、出場機会が少ない選手を対象にした「現役ドラフト」の開催時期について3月案を披露した。

5日の日本プロ野球選手会定期大会で20年シーズンからの導入を要望。開催時期は8月中の可能性が模索される中「(3月なら)必要として取るんだとなる。8月だと時期的に次年度(の戦力)という形」と説明。優勝やCS争いの佳境で出場機会の少ない若手にチャンスを与えるのは難しく、開幕直前の方が各球団の補強ポイントが明確という考えだ。FAで人的補償の撤廃を主張するなど、移籍の活性化自体は歓迎。各球団が対象選手8人を出し合って開催する案にも「チーム愛や和は日本にとってはとても大事な部分。やるなら短時間で、それ以降はなし」と「対象選手=戦力外」のように、開催前後で表面化することは避けるべきと考えている。