ベテランのバットで、チームを優勝に導く。ヤクルト青木宣親外野手が8日、神奈川・小田原市内で行われた野球教室に参加。

プロ16年目を終えて日米通算2365安打とし、節目の2500安打まで残り135本に迫っている。今オフも米ロサンゼルスで村上らと自主トレを行う予定で「コンディションを整えて、できれば(2500安打より)もっと打ちたいね」。日米通算では過去にイチロー氏、松井稼頭央氏、松井秀喜氏が達成しており、レジェンドたちへの仲間入りを狙う。

38歳で迎える来季は「なんとか優勝したい」が目標。あくまでもチームの成績が最優先だが、個人では最年長での首位打者獲得も視野に入れる。首位打者の最年長は、79年大洋ミヤーン、89年巨人クロマティ、08年楽天リックが記録した36歳シーズン。青木は4度目の首位打者獲得へ「チームありきだけど、とれたらそれはうれしい」と意欲を見せた。