リーグV奪回&4年連続日本一に向けてソフトバンク工藤公康監督(56)がキャンプインを翌日に控えた1月31日、チームに3つのテーマを掲げた。宮崎入りし宿舎で行われた全体ミーティング。工藤監督が演壇から訴えたのは「疑問を持つこと」「練習を頑張ること(努力すること)」「ディスカッションをすること」だった。
「この3つを大事にしていこうという話をしました。疑問を持つというのは、言われるだけでなく自分たちで考える、そうすれば努力にもディスカッションにもつながる。それが強さの証明につながる」と工藤監督は説明した。「疑問(question)」「努力(effort)」「ディスカッション(discussion)」の頭文字をとって「QED」(ラテン語で、証明終わりの意味)と名付けると「QEDは、証明するという意味があるので、より(チームの)強さの証明になると思う。ない頭で必死に考えました」と照れ笑いを浮かべながらもご満悦の表情だった。
監督就任6年目。昨秋の巨人とのシリーズ敗退なら辞任も胸にあった。それだけに、今季は3年ぶりのリーグVと日本一の「完全制覇」にかける思いは誰よりも強い。キャンプテーマに掲げた「3つの誓い」とともに、指揮官のハートも高まっている。【佐竹英治】



