目印はユニホームです! 阪神が「ワンデーキャプテン制」を始動させた。1年を通しての主将は糸原で変わりないが、キャンプ期間中は1日ごとに投手、野手それぞれの主将が置かれ、2人だけ基本的にビジターユニホームを着用する。発案者の井上打撃コーチは「おとなしめの選手も多いので。誰かがテンション高くやっていこう、ということ。1回はみんな回ってくると思う」と狙いを明かした。

初代主将となった糸原と岩貞は周りがホーム用ユニホームで決める中、新ビジターユニホームで一日中声を張り上げた。糸原は「『こいつユニホーム間違えたな』と思われたかもしれませんが、そういうことです。楽しくやった方が野球はうまくなる」とニヤリ。岩貞も「気持ち的なところ(声掛けで)伝えました」と充実感を漂わせた。

矢野監督も新制度に「すごくいいアイデア」と納得。今後は休日を除いた22日間、毎日主将が入れ替わる。助っ人勢7人はともかく、日本人選手は福留や糸井らベテラン勢もタイミングを見て任命される方向だ。

それでも井上コーチは「あまり機能していなかったな」と苦笑いし、さらなる進化を図る。今回は伝統のグレーを基調としたビジターユニホームを用意したが、「どこにいても目立つ格好にさせな。ウル虎の夏、あれぐらいを着させないといかん」と不敵な笑み。毎年の恒例イベント「ウル虎の夏2020」で着用する、黄色を基調としてダイヤ柄がちりばめられたサードユニホームの抜てきも示唆した。【佐井陽介】