阪神近本が今季初途中交代 安打放つも打率1割4分

  • 中日対阪神 7回終了でベンチに戻る大山(背中)を迎える近本(右)(撮影・前岡正明)

<中日6-3阪神>◇1日◇ナゴヤドーム

阪神近本光司外野手が、今季初めて途中交代となった。「1番中堅」で先発したが、7回裏の守備で投手の望月が1番に入り、大山が1軍公式戦で初めて中堅の守備に就いた。

この日は5回2死で、中日山本から中前打。2戦連続の安打としたが、他の3打席は2つの遊ゴロと三直で凡退。矢野監督は近本の途中交代について「まあまあ、それはね、オレが判断することだから」と言葉を濁したが、打率は1割4分と、まだ本調子とはいえない状態だ。

中日3連戦の直前、矢野監督は近本の復調を信じ、起用を続ける方針を話していた。「信じてというか、もちろん我慢して。我慢というか、使っていくつもり」。

しかしこの日、ついに途中交代に踏み切った。開幕前から矢野監督は「2番近本」構想を掲げていたが、開幕3戦目の21日から近本を1番で起用。その日に先頭打者弾を放ったが、リードオフマンの状態は上がらず、打線全体も苦しんでいる状況だ。

清水ヘッドコーチは「ヒットが出たらまた変わるんだろうし、チカはやってもらわないと困るんで。とにかく前向きに。何も怖がることはない」と近本の背中を押した。前日6月30日には今季初めて逆方向への安打も出ており、勝利のためにも完全復活が待たれる。