DeNAタイラー・オースティン内野手(29)が、2試合連発となる8号3ランを放った。

2点を追う5回無死一、二塁、阪神先発高橋の2球目、内角低め143キロを完璧に捉えた。左翼手サンズが一歩も動けず打球を見送るほどの大きな当たりが、左翼席中段へ。試合をひっくり返す豪快弾に「ヤッター!! 逆転することができうれしいです。体がうまく反応してくれて完璧に捉えることができました!」と明るい表情で話した。

新助っ人は、7月31日の同カードの右翼守備でフェンスに激突。脳振とうとむち打ちで翌日からベンチを外れ、約1カ月半の戦線離脱を強いられていた。前日21日には右中間へ7号ソロを放っており、「因縁」の甲子園で、文字どおりの大きな1発となった。

これで9月12日の復帰から、10試合で4本目。驚異のペースで本塁打を量産している。