亜大が東洋大を8-1で破り、6勝目を挙げて単独首位に立った。前日のドラフト会議で巨人から1位指名を受けた平内龍太投手(4年=神戸国際大付)が先発し、最速152キロをマーク。5安打1失点で自身2度目の完投勝利を挙げた。

平内は自らの投球を振り返り「初回にふがいない投球(1失点)をしたんで、2回から気を引き締めて投げようと思いました」と話した。奪三振7ながら、課題といわれてきた与四球はわずか1。109球で東洋大打線を牛耳った。

今季のリーグ戦は勝利数で順位を争う。この日、国学院大は中大に競り勝って5勝目を挙げた。中大は5敗目を喫し、昨秋に続く優勝の望みが消えた。立正大は駒大に逆転負けして勝ち星(5勝)を伸ばすことができなかった。