「鳥取の若大将」誕生だ。巨人に育成ドラフト1位で指名された米子東・岡本大翔(ひろと)内野手(18)が1日、鳥取・米子市内のホテルで仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸360万円で、背番号は阿部2軍監督を含めた球団側の意向でセ・リーグ2冠王岡本の背番号にちなみ「025」に決まった。(金額は推定)

身長190センチ、体重92キロの大柄な体格に同じ名字、同じ大型内野手の現4番に憧れる。「岡本選手のようなスケールの大きい選手になりたい。いつか一緒にクリーンアップを組んでみたいです」。名前の「大翔」も「たいしょう」と間違えられることもあるといい、原監督に次ぐ「2代目」若大将を襲名した先輩の後継者にはぴったりだ。「今はまだまだだけど、いつかなれたらいいなと思います」。大きな体を謙虚に縮め、「3代目」若大将に名乗りを上げた。【小早川宗一郎】