ソフトバンクは5日、ペイペイドームでファンフェスティバルを開催。開催前の午前中には10人の選手が5組に分かれ、総勢800人を超える小学生を対象に約1時間のオンライン野球教室を行った。例年は九州各地で行っている野球教室「ベースボールキッズ」だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインでの開催となった。

そのうちの1組、育成出身のバッテリー千賀滉大投手(27)と甲斐拓也捕手(28)がコンビで指導した。甲斐は「道具を大事に」、千賀は「支えてくれる人への感謝が大事」と話し、千賀が投げる動作、甲斐がバットスイングを披露。質問コーナーでは「どうしたら速い球が投げられるようになりますか」との質問に、千賀が「小学生の時は遠くに投げることより、近くでもいいからたくさん球を投げることです」と自分の体験も含めて指導していた。