ソーキ我慢してチバリヨ~ 沖縄・本部町出身の楽天ドラフト4位内間拓馬投手(22=亜大)がソウルフード断ちで、プロ仕様ボディーに仕上げた。11日、新人合同自主トレ2日目に参加。最速150キロ右腕は年末年始は地元で過ごし、昨年12月上旬から3キロアップの体重90キロで仙台入り。「体脂肪率18%を維持したまま体重を増やせたので、投球に生かしたい」。涙ぐましい努力も実った。

トロトロ、ホクホク。豚の骨付きあばら肉のソーキが入った沖縄そばが好物。祖母が働いていた「食べログ」で星3・67を誇る地元の名店「きしもと食堂」に立ち寄ることが恒例だが、昨年末は少し耐えた。「カロリーが高いので。ソーキはあまり食べないようにしました」。3時間に1回、ホエイプロテインを補給。糖質、タンパク質量を計算しながら、麺をすすった。

故郷愛は強い。沖縄出身初の新人王に輝いた1歳下の西武平良に刺激を受けた。「(地元の)新聞の1面に平良くんが取り上げられていた。沖縄の人が活躍して(沖縄が)盛り上がったので、自分も負けていられないです」。小さな我慢を重ねれば、どんな壁もナンクルナイサ~【桑原幹久】

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