阪神の開幕ローテーション候補だったジョー・ガンケル投手(30)が、腰の張りのため開幕は2軍で迎えることになった。9日、甲子園でのブルペン投球後に金村暁投手コーチ(45)が「無理をさせる時期ではない。開幕は間に合わないと思っている」と明かした。

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昨季9勝のガンケルは今季も開幕3戦目の先発が期待されていたが、今後はファームの試合で登板を重ね、イニングを伸ばし、早期復帰を目指す。代役にはドラフト3位桐敷拓馬投手(22=新潟医療福祉大)が有力。中継ぎの小川一平投手(24)も先発を含んだ調整を続けている。

昨季13勝で最多勝を獲得した開幕投手最有力の青柳、藤浪、西勇輝、伊藤将、秋山と先発陣はそろっている。金村コーチが「しっかり焦らず、万全の状態で1軍に帰ってきてくれることが一番」と話すように、状態を回復させ昨季のような安定感抜群の姿で、1軍に帰ってくることが期待される。