ソフトバンクの快進撃がついに止まった。オリックスに延長の末で敗れ、藤本博史監督(58)は開幕9戦目で初黒星。「(連勝ストップは)全然気にしてないです。こういう試合を取りたいですよね、本当は。そこは悔しいけど、明日から出直しという形で頑張っていくだけですね」と沈むことはなかった。
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キャプテン不在で、苦しい戦いを強いられた。柳田が左肩痛のため、今季初めて欠場。定位置だった3番には19年以来3年ぶりとなる松田を起用し、本来は内野手のルーキー野村勇が左翼に入った。主砲を欠く打線は4回から8回まで無安打と鳴りをひそめた。
一方で、開幕から全試合3点差以内の接戦をモノにしてきた粘り強さも発揮した。1点を追う9回は3人連続代打を送り出す執念の采配に上林が同点適時打で応え、2度目の延長戦に持ち込んだ。最後は10回に守護神の森が打たれ惜敗したが、指揮官は「開幕からずっといい投球をしてくれている。打った打者をほめるしかない」とかばった。
初めて土は付いたがシーズンはまだ始まったばかり。藤本監督は「9回の粘りは明日につながる。ああいうつながりを序盤に持ってくればいいと思います」と前を向いた。【山本大地】



